目次

概要

バクラク電子帳簿保存では、書類アップロード時に「AI-OCRを利用」を有効(トグル青色)にしている場合、「取引先」「適格事業者番号」「取引日」「金額」を読み取り、読み取った値で入力補完を行います。

取引先については読み取った値からの入力補完、適格事業者番号から推測される取引先からの入力補完を利用できます。


事前準備:適格事業者登録番号判定を有効化する

[設定] > [カテゴリー設定] > [編集] をクリックし、利用するカテゴリーの「適格事業者登録番号判定を有効化する」のトグルを有効(青色)にします

関連ガイド:インボイス制度対応(適格事業者登録番号判定)


「AI-OCRを利用」有効(青色)にしてアップロードした場合

「AI-OCRを利用」無効(灰色)にしてアップロードした場合

複数の適格事業者番号が記載されたファイルの場合

アップロードされた書類に複数の適格事業者番号が登録されている場合、読み取った適格事業者番号をもとに取引先名に最大3つまで候補を表示します。

取引先名から取引先を選択すると、取引先の適格事業者番号がバクラクの「適格事業者番号」の項目に上書きされます。


機能まとめ

▼取引先名への入力補完

[設定] > [カテゴリー]の設定ファイルアップロード時に
AI-OCRの利用が有効の場合、

取引先名への入力補完
ファイルアップロード時に
AI-OCRの利用が無効の場合、

取引先名への入力補完
適格事業者登録番号判定が有効ファイルから読み取った取引先名をそのまま入力補完する適格事業者番号を読み取り、適格事業者番号から推測される企業を入力補完する
適格事業者登録番号判定が無効ファイルから読み取った取引先名をそのまま入力補完する何も補完されない


▼ファイル内に適格事業者番号が2つ以上ある場合の適格事業者番号・取引先名への入力補完

適格事業者番号読み取り数適格事業者番号
取引先名
1ファイルから読み取った適格事業者番号をそのまま入力するAI-OCR有効:
読み取った取引先名をそのまま入力する。
適格事業者番号から推測される取引先を候補として表示する。

AI-OCR無効:
適格事業者番号から推測される企業を取引先名に入力補完する。
2以上読み取れた適格事業者番号のうち、最初に読み取った適格事業者番号を入力補完する
AI-OCR有効:
読み取った取引先名をそのまま入力する。
適格事業者番号から推測される取引先を最大3つまで候補として表示する。

AI-OCR無効:
読み取れた適格事業者番号のうち、最初に読み取った適格事業者番号から推測される企業を取引先に入力補完する。
適格事業者番号から推測される取引先を最大3つまで候補として表示する。